コロナウイルスによる社会の変化 ～1年後、3年後、10年後～

　新型コロナウイルスの影響によって起こる社会の変化について、3ヶ月後になっても第二波の影響で一定数の感染者が現れ、依然として外出の極力の自粛が求められる状況にあると予測する。飲食店や人の密集が予測される施設、電車をはじめとする公共交通機関の利用率は減少したままになると思う。出社率も回復せず、自宅でリモートで作業ををする人が多いと考える。外出時のマスク着用やソーシャルディスタンスを保つことが依然として大切なこととなっていると思う。

　1年後にはワクチンが普及し、感染をある程度押さえ込むことが可能になっていると予測する。飲食店やライブ、夜の街の集客も例年ほどはいかないまでも、回復していると思う。現在品薄の続いているマスクやガーゼ、消毒液の在庫もある程度回復し、最寄りの薬局で購入できるくらいになっていると考える。

　3年後はワクチンが普及し、多くの人が接種することができるようになり、世界でのパンデミックも収まり、景気も回復傾向に向かうと予測する。人の移動も新型コロナウイルス発生以前と同じくらいに活発になると思う。

　10年後には、新型コロナウイルスによる世界規模の甚大な被害がだいぶ前のように感じるほど状況が回復していると信じている。しかし、当時の最悪な事態が2度と起こらないように、原因不明の感染症が発生した場合などに速やかに入国制限を行うなど、初動の遅れが出ないような体制が世界でとられていると考えている。